カテゴリー「温泉 SPA」の13件の記事

2017年9月24日 (日)

南予を行く 郷愁の内子・大洲から八幡浜へ

連休中は研究室企画として、一泊二日の南予の旅。内子は二十年前に訪れて以来でしたが、大洲街道の古い町並みや内子座はしっかり手入れされていました。木蝋資料館となっている上芳我邸は重要文化財として有名ですが、日本のビール王が育ったという高橋邸も風情があります。宵の口に街で夕食を取り、内子にある千代の亀酒造と酒六酒造の銘酒を入手して、鄙びた山間の小薮温泉に宿泊。翌朝は大洲の町並みを散策し、明治の名建築、臥龍山荘へ。肱川を望む崖上に数奇な建物と庭園は、期待以上に品格があり見事。崖を見下ろす不老庵の茶室で優雅に茶を頂きました。大洲城の天守に上った後は、西に向かい八幡浜へ。港で豪勢な海鮮丼を食し、市場で地の魚を見て回った後、旅の終わりは諏訪崎まで若干ハードな行軍。西国の果てにて、豊後水道と佐田岬半島の景色を拝みました。

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2017年7月15日 (土)

旭川夏休みその2 旭岳姿見散策にて天空の別世界を満喫

夏休みのハイライトは大雪山旭岳。旭川駅からリムジンバス「いで湯号」に揺られて一時間半程、忠別川沿いの広大な原生林を駆け上り、旭岳ロープウェイの山麓駅に到着。さらにロープウェイで標高1,600mの姿見駅まで上ると、気温は20度とひんやり気持ちよく、目の前には大雪山系最高峰(標高2,291m)、旭岳の雄姿が雪の残る沼の向こうに広がっていました。ここから山頂まで片道2時間少々で登れるようですが、今回は姿見の池を散策するコースをゆっくりと巡ることに。一面に咲くチングルマ、所々に見掛けるエゾノツガザクラ、エゾイソツツジ、ミヤマリンドウ、小さな花々が織りなすパノラマはまさに神々の庭。天空の別世界を満喫した後は下界の旭岳温泉に浸かり、身も心も癒されて帰京しました。

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2017年2月15日 (水)

冬の小松再訪 町屋街の板前割烹 山代温泉の古総湯

四年振りに冬の小松へ出張。今回は市内でも雪模様。前日に北朝鮮のミサイルが発射されたせいか、早朝ホテルの中でも戦闘機の騒音が一段と激しく聞こえます。夜は町屋街の板前割烹「有川」へ。白バイ貝、 鰤ハム、真鱈白子、牡蠣土手鍋など冬の味覚を堪能し、最後は好物の鯖へしこで地酒を頂きました。翌日は山代温泉に立ち寄り、明治時代の共同浴場を復元した古総湯に入浴。ステンドグラス、漆喰、九谷焼が施された豪華な浴室を独り占め、暫しの浮世離れを満喫しました。

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2016年10月10日 (月)

銭湯の日 秋の夕暮れに墨田湯巡りでほっこり

10月10日は体育の日、そして銭湯の日。ようやく秋らしい空気が訪れた夕暮れに、自転車で散策がてら銭湯に向かいます。一年前から始めた銭湯巡りでは、地元の墨田区から葛飾区、足立区、台東区にまで足を延ばすようになりましたが、今回は比較的近い八広のグランド湯へ。外観はタイル張りでレトロ感はありませんが、番台犬が客を迎え、脱衣所には格天井や古い柱時計が残っていて、なかなか風情があります。ところで、墨田浴場組合が冬にかけて企画する「すみだ湯めぐり銭湯スタンプラリー」では、墨田区の22の銭湯のうち5つを巡る毎に入浴券やタオルがもらえ、全てを巡ると北斎カレンダーが進呈されます。入浴料は学生時代に270円でしたが、現在は460円。都内共通回数券10枚綴りを買うと、一枚当たり430円。さらに今回の企画が加わると約358円となるので、かなりお得です。冬至の柚子湯の頃まで、週末はしばらく墨田区の銭湯を巡ることになりそうです。なお、東京都浴場組合の公式サイト「東京銭湯 」は充実していて、銭湯マップも非常に便利。

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2015年9月19日 (土)

会津若松・宇都宮の建築探訪 ぶらり途中下車の旅

出張で会津若松に4泊。最後の夜は町の奥座敷、東山温泉のくつろぎの宿・新滝に宿泊。土方歳三ゆかりの猿の湯がある歴史ある宿のようですが、現在はRC造の大きな建物となっています。一方、鄙びた温泉郷を散歩すると、隣には文化財の木造老舗旅館、向滝が見事な姿で建っていました。シルバーウィーク初日の翌朝、折角なのでしばしの会津観光。白虎隊自刃の地でもある飯盛山に向かい、珍しい六角三層、二重螺旋構造の円通三匝堂(通称、さざえ堂)を上って下り、その間に三十三観音巡りが完了。昼前にはローカル線で会津を発ち、郡山経由、宇都宮にて途中下車。駅から西側の中心市街は初訪問のため、観光マップを手に街歩き。まずは田川近くの旧篠原家住宅へ。江戸時代末期から醤油造りを営んだ豪商の土蔵造店舗兼住宅で、外壁の黒漆喰塗り、非常に堅牢な造りが印象的。中心市街の盛り場近くには、松が峰教会が場違いに美しく佇んでいました。ロマネスク・リヴァイヴァル様式の大谷石建築の中に入ると、運良く聖堂まで案内して頂けました。黄色いステンドグラスから夕日が差し込み、白漆喰と大谷石の石肌の対比が美しく、立派なパイプオルガンも設置されています。今日は期せずして建築探訪の一日となりましたが、最後はお約束の滋味溢れる名酒場、庄助に寄って帰路につきました。

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2015年4月11日 (土)

懐かしの鹿児島探訪その1 新緑と絶景の南薩摩ドライブ

新年度早々、週末に高校卒業以来28年ぶりの鹿児島へ。夕方空港でレンタカーを借り、先ずは妙見温泉・おりはし旅館の露天風呂に直行。南国の濃い緑の中、無人の秘湯にて浮世離れした後、錦江湾と桜島を望みながら、のんびりと鹿児島市内までドライブ。翌朝、母校のある谷山地区を訪れ、校内や昔の下宿、電停付近の様変わりした風景を見て回りました。谷山から南西に車を飛ばし、金峰山、加世田を抜けて笠沙へ。現在その一帯は南さつま市になりましたが、かつての笠沙町に父方の実家があり、幼少時から何度か滞在したことがあります。目の前に田んぼが広がる小川を隔てた山際に茅葺屋根の家がありましたが、今や竹藪に囲まれた廃屋と化していました。野間半島を西へ進み、断崖と奇岩が点在する絶景を抜けると、西端の野間池に着きました。池といっても海につながる火山湖ですが、その脇に建つ笠沙恵比寿で海に関する展示を鑑賞。風車が立ち並ぶ野間岬を拝んだ後は、焼酎づくり伝承展示館・杜氏の里笠沙へ。明治時代にこの地の黒瀬杜氏が九州一円の酒造場に出稼ぎに赴いたそうです。鹿児島市内に戻り、今宵は天文館の佳肴酒悦天恵庵・菜菜かまどへ。高良酒造・八幡のお湯割りで至高の刺身とつきあげを頂きました。

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2015年3月27日 (金)

喉かな春の茨城中央へ 歴史ある蔵元と内原鉱泉

年度末恒例の出張で茨城県中央の友部まで、新しい常磐線特急「ときわ」に乗って出かけました。日差しのある暖かな午後、まずは平安時代から続く古い蔵元、須藤本家を訪問。平野の中の小さな欅の杜に、風情のある門構えがひっそりと佇んでいました。酒蔵は古い木造建屋ながら、見学用のスペースが併設されていて、試飲とレクチャが受けられます。代表銘柄の郷乃譽をはじめ、売り出し中の山桃桜(ゆすら)などを頂き、夜の宴会用の仕入れも完了。その後、内原鉱泉・湯泉荘まで2キロ程度、散歩がてら畑や林の中を歩き、こちらも趣のある割烹旅館に到着。いつの間にか笠間市から水戸市に入った所にあり、どうやら庶民の奥座敷といったところ。夜の宴会は、ボリューム満点のコース料理に日本酒三昧。年度末、喉かな春の一日を過ごしました。

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2014年10月27日 (月)

錦秋のやまなみハイウェイ 湯平・黒川の名湯名宿巡り

家族旅行で大分空港から熊本空港までをレンタカーでドライブ。初日は湯布院の奥座敷、湯平温泉へ。博多の料亭が古宿を継承し、リニューアルした癒しの宿・鷹勝に宿泊。建物から接客まで全てが行き届き、何より料理が素晴らしい。翌朝は九重夢大吊橋へ、橋の上から望む紅葉の久酔峡や震動の滝は絶景。やまなみハイウェイを南下し、景色を楽しみつつ九重連山を越えた後は、秘やかな池山水源へ。トチノキから落ちてくる神秘の水滴にも遭遇しました。二日目は黒川温泉の老舗、山の宿・新明館に宿泊。川のせせらぎを聞きながら名物の洞窟風呂に浸かり、しばしの浮世離れ。最終日は数回は訪れた定番コース、大観峰からカルデラの雄姿を望み、最後は阿蘇山を駆け上って草千里へ。噴火警戒で火口まで行けなかったものの、錦秋を大いに堪能する旅行となりました。

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2014年8月 7日 (木)

房総遠征その2 外房の勝浦、麻綿原高原、内房の富津へ

翌朝は早起きをして、日本三大朝市の一つとされる勝浦朝市へ。四百年以上続く朝市だそうですが、現在は市民の台所として、こじんまりと野菜や干物などの露店が並びます。勝浦湾を東に向かい、太平洋に突き出す八幡岬へ。この地にはかつて勝浦城があり、城址周辺は公園や遊歩道も整備され、岬の先端からは激しい荒波の絶景が拝めました。安房天津から麻綿原高原方面へ山道を上り、日蓮聖人修行の地である清澄寺へ。境内の霊木の大杉の近くで、ヒメハルゼミの合唱を収録。その後、鴨川から富津に抜け、遅い昼食を竹岡ラーメンの元祖、梅乃家で取ることに。黒いスープの見た目に驚きますが、味は意外とあっさり、玉葱の薬味が珍しい。旅の最後は、浦賀水道を臨む海辺の湯へ。こちらも黒みがかった炭酸水素塩泉は、日焼けした肌に少々辛いものがありましたが、何はともあれ充実した遠征となりました。

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2013年8月 9日 (金)

夏本番の福島遠征 安達太良山麓と阿武隈高原で避暑気分

東京では猛暑が始まる中、研究室の調査旅行で福島遠征。初日、常磐道経由でまずは北茨城の五浦海岸へ。岡倉天心の六角堂は大津波で消失しましたが、昨年再建されていました。午後、音響設計を担当した伊達市立保原小学校で視察と測定を行い、その晩は福島の奥座敷、土湯温泉山根屋旅館へ。翌朝、土湯見聞録館にてこけし鑑賞。土湯こけしは鳴子、遠刈田と並ぶ日本三大こけしの一つで、東北地方には産地により11系統のこけしがあるそうです。そこで見つけた雑誌「こけし時代」は、シュールで洒落が効いています。安達太良山麓を標高1200mまで登ると、数度訪れている新野地温泉・相模屋旅館が見えてきました。野天風呂は内湯の小屋からしばらく木道を進んだ先にあり、涼しい高原の中でこの上なく開放的。噴煙と湯口の音を聞きながら白濁した硫黄泉に浸かっていると、時を忘れます。午後はあぶくま洞にも立ち寄り、体を大いに冷やしてから帰路につきました。

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