カテゴリー「市場 MARKET」の12件の記事

2017年3月 8日 (水)

陸奥遠征その1 八戸の盛り場と朝市の街・陸奥湊を行く

東北新幹線で遠路はるばる八戸出張。駅を降りると雪が激しく降っていましたが、しばらくすると晴れ間が差してきました。仕事が終わり、夜は北国の盛り場へ。中心街には戦後に誕生した横丁が幾つか残されている他、新たな屋台村・みろく横丁も賑わいを見せています。そうした中、今夜の寄港地、渋い外観の名酒場・ばんやが街角に佇んでいました。暖簾をくぐると、こじんまりとした漁師小屋風の空間に暖かな雰囲気が満ちています。カウンターに陣取り、烏賊の肝和え、馬刺、ざるめを肴に、青森の地酒、豊盃、陸奥八仙、稲生を堪能。翌日は昼時に朝市が引けた後の陸奥湊に足を延ばし、市営魚菜小売市場をのぞいたり。最後は近所のみなと食堂で平目漬け丼を頂きましたが、淡泊と思いきや濃厚で絶品。満腹で八戸を後にしました。

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2016年7月14日 (木)

爽涼の苫小牧散策 宇宙船ミール見学 北寄貝の本場の味

夏の北海道出張、千歳空港に降りると、爽やかな空気は快適でまさにストレスレス。一泊二日の仕事の後、千歳から苫小牧に足を延ばしました。駅に着くと、半袖では肌寒い程でしたが、太平洋岸までせっせと街歩き。その途中、苫小牧市科学センターに立ち寄り、幼稚園生と交じって年季の入ったレトロな展示を鑑賞。一番の見所は併設されているミール展示館。旧ソ連製の宇宙ステーションの実物予備機として、基幹モジュールのミールと天体物理観測モジュールのクバントが展示されています。ミールの内部にも入ることができ、ロシア語表記のスイッチが並ぶ操縦室や無重力用のトレーニングマシン、トイレやシャワーを目の前にすると、宇宙飛行士の気分が味わえます。さて、広々とした街並みを海辺まで歩くと、漁港が見えてきました。その側に建つ海の駅ぷらっとみなと市場に立ち寄り、鮮魚店を物色。豊富な貝類の中、苫小牧が名産の大振りな北寄貝が目に付きます。早速併設の食堂でバフンウニ、ボタンエビとともに食しましたが、流石に本場だけあり、肉厚の生北寄貝が味の主役を張っていました。港で行列のできていたマルトマ食堂の北寄貝カレーなるものも気になりましたが、それはまたのお楽しみ。

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2015年1月16日 (金)

真冬の北海道 充実の魚屋スーパーと驚異のジンギスカン

冬本番の北海道へ出張。といっても千歳空港近辺で仕事のため、特に楽しいことは期待していませんでしたが、二つほど感心したことがありました。一つは、仕事の合間に立ち寄った恵庭市内のスーパーマーケット「うおはん」。外観は幹線道路沿いにある普通のスーパーですが、鮮魚コーナーがとても広く、品揃えが半端ではありません。新巻鮭は百匹以上ずらりと並び、タラバ蟹、ホッケ、鱈、帆立貝、北寄貝、ツブ貝など北海道の海産物が目白押し。その他、寿都産のごっこや根室産の油子など、普段お目にかかれない魚が安価で販売されていました。ここから土産を発送する旅行客も多いそうです。もう一つは、夜に訪れた千歳市内のジンギスカン屋、さっぽろジンギスカン千歳。「押すな」の赤提灯は、肉を鍋に押しつけるないようにとのこと。店内は年季の入った雰囲気で、赤い服を着た年配の主人が目の前でラム肉を捌いています。まずはモモ、アバラ、スネの順で厚切りのラム肉を頂きましたが、その味わいと食感にジンギスカンの概念が覆ります。圧巻はスペアリブ、あまりの分量にたまげましたが、一番旨味が溢れていました。札幌の有名店は幾つかまわりましたが、この店はそれ以上の驚異です。

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2014年9月 9日 (火)

ポーランド紀行その1 古都クラクフは意外に美食の街

晩夏のポーランド出張、国際学会参加のため、クラクフに一週間滞在。世界遺産の旧市街には欧州最大4万平米の中央広場があり、大勢の観光客で賑わっています。広場中心には長大な織物会館が鎮座し、現在は土産物屋のアーケードとして利用され、周辺には聖マリア教会や旧市庁舎などの歴史的建物が建ち並びます。旧市街から少し離れたユダヤ人街のカジミエシュ地区に見つけた音楽学校の寮に宿泊。部屋にはボストンのアップライトピアノまであり、しかも格安で大満足。400年以上続く市場Stary Kleparzを訪れると、野菜や果物、肉類が豊富。地元の食堂に入り、スラブ圏らしいロールキャベツやピエロギを頂くと、素朴ながら意外に美味。ピエロギは多くの種類があり、基本は豚の赤身肉詰め、炒めた脂が上に乗せられています。ポーランドは物価が安く、お陰で毎晩良いレストランに出かけては、東欧や南コーカサスの珍しいワインを大いに楽しみました(Wine Lifeを更新)。

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2014年8月 7日 (木)

房総遠征その2 外房の勝浦、麻綿原高原、内房の富津へ

翌朝は早起きをして、日本三大朝市の一つとされる勝浦朝市へ。四百年以上続く朝市だそうですが、現在は市民の台所として、こじんまりと野菜や干物などの露店が並びます。勝浦湾を東に向かい、太平洋に突き出す八幡岬へ。この地にはかつて勝浦城があり、城址周辺は公園や遊歩道も整備され、岬の先端からは激しい荒波の絶景が拝めました。安房天津から麻綿原高原方面へ山道を上り、日蓮聖人修行の地である清澄寺へ。境内の霊木の大杉の近くで、ヒメハルゼミの合唱を収録。その後、鴨川から富津に抜け、遅い昼食を竹岡ラーメンの元祖、梅乃家で取ることに。黒いスープの見た目に驚きますが、味は意外とあっさり、玉葱の薬味が珍しい。旅の最後は、浦賀水道を臨む海辺の湯へ。こちらも黒みがかった炭酸水素塩泉は、日焼けした肌に少々辛いものがありましたが、何はともあれ充実した遠征となりました。

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2013年12月12日 (木)

師走の那覇の夕べ 牧志市場、栄町市場、竜宮通りへ

東京では寒さが厳しくなる中、出張で暖かな沖縄へ。日中は18度前後、日が暮れて北風が吹くとやや肌寒い程度。最終日の仕事を終え、夕方に那覇の歓楽街を散策。国際通りからアーケードを入った先に、毎回訪れる第一牧志公設市場があります。豚肉や山羊肉、南洋の海鮮を確認して回った後は、壺屋焼の店をのぞきつつ、安里の栄町市場まで移動。細い路地が張り巡らされた闇市跡では殆どの店でシャッターが閉まっていましたが、所々に赤提灯と通路にはみ出した客を見掛けます。そのエリアの外れにある那覇での御用達、琉球料理の名店うりずんへ。ミーバイの刺身、ヒールンファーとスーチキの炒め物、名物ドゥル天を泡盛で流し込みます。カウンターで上質の時間を過ごした後、再度観光客で賑わう国際通りを経て、路地裏の竜宮通り社交街へ、名物女将のいる山羊料理さかえに潜り込みます。山羊さしみとオリオンビールを注文すると、後はサービスでニガナ、すみいか豆腐、ヘチマ焼き等が次から次へと供されます。沖縄のホスピタリティに圧倒されつつも、南国らしいゆったりとした時間に身も心も癒されます。

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2013年8月31日 (土)

北の港町・小樽散策 観光地化に取り残された遺産

晩夏の札幌出張の折、肌寒い風が吹く中、北の港町、小樽まで足を延ばしました。駅から運河にかけての歴史的景観地区は観光地化が進む一方、その地区をはずれると寂れた商店街や歓楽街が続きます。駅近くの三角市場はかつての闇市。道産の蟹、海胆、鮭、ほっけが並ぶ他、小樽産の蝦蛄が立派。その市場を過ぎると、向かいに中央市場が建っていますが、こちらは衰退が激しく風前の灯火。現在の市民の台所は南樽市場や新南樽市場のようです。運河沿いの小樽倉庫No.1に向かい、小樽ビールの醸造所を見学した後は、ビアホールでヴァイスビールを味見。夕方、郷愁が漂う花園地区の嵐山新地へ。路地奥の秘められた酒場かすべにて、かすべを肴に一杯。

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2013年7月15日 (月)

夏到来の京都その1 祇園祭の宵々山に路地裏散歩

京都出張に託けて、祇園祭の宵々山から前日入り。海の日でもあり、夏到来の雰囲気が街に溢れています。河原町の宿から定番の錦市場に向かい、好物の漬物を試食しながら山鉾町へ。夕方からの混雑前、路地裏を抜けながら、山鉾を仰ぎ見たり出店をのぞいたり、祭気分は高まります。先斗町に移動し、密やかな割烹、酒亭ばんからにて早めの晩酌。鱧や京野菜のおばんざいを肴に、丹後地方の宮津や久美浜の日本酒を堪能しました。中でも、木下酒蔵・英国人杜氏フィリップ・ハーパー氏による、夏限定の玉川純吟無濾過生原酒Ice Breakerは絶品。その余韻に酔いしれながら、歩行者天国となった四条通をぶらつき、鴨川を渡って八坂神社へ。境内では宵々山の神事、宵宮祭が始まろうとしていました。突然、灯籠や提灯の全ての光が消され、暗闇の拝殿で人影が動いています。どうやら神霊を拝殿に並ぶ三基の神輿に遷していた模様。歴史と伝統が身近な京都の暮らしに少々憧れます。

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2013年6月11日 (火)

カナダ紀行その3・トロント編 CNタワーお膝元散策

カナダ出張の最後に、オンタリオ湖岸の多文化都市、トロントへ。高さ500mを超えるCNタワーは、ダウンタウンのランドマーク。コンクリート造のスリムなシルエットが東京スカイツリーとは一味違います。土曜の午後、旧市庁舎を改修したセントローレンス市場を訪れ、食材を確認した後、早々にオープンテラスのあるレストランへ。ナイアガラ地方の白ワインで、ブルターニュ風のガレットや鳥料理を頂きました。夜は、ユニークな外観とホール形態で有名なRoy Thomson Hallにて、トロント交響楽団の演奏会を鑑賞。前半は急峻なバルコニーの3階席、後半は1階席にて、響きの聴き比べ。翌日から、グレン・グールドが最年少で卒業したトロント王立音楽院にて学会が開催され、学内に新設されたKoerner Hallの試聴見学もありました。ダウンタウン北側には、トロント大学の広大なキャンパスが広がり、英国風の古い建物と現代的なガラス建築が緑豊かな敷地に建ち並びます。南側の湖畔には、潮の香りがしないヨットハーバーや公園が続き、街全体が明るく伸びやかな雰囲気に満ちています。

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2013年6月 7日 (金)

カナダ紀行その2・モントリオール編 多彩な二カ国語都市

二カ国語圏の大都市、モントリオールに一週間滞在。街の標識は仏語が主ですが、英語で不便は被りません。毎日、旧市街に程近い国際会議場に出入りし、その合間にフランス風の旧市街、セントローレンス川に面する旧港、街を見下ろすモン・ロワイヤル公園の展望台を訪れました。夏は快適ですが、冬は極寒の地。ダウンタウンには32kmにも及ぶ地下街が張り巡らされています。宿の近くにはケベック大学モントリオール校(通称、UQÁM)と周辺のカルティエ・ラタン、背後の高台にはフランス系下町のプラトー・モン・ロワイヤル地区が続きます。庶民的な街並みを散策中、地元の名物、スモークミートの老舗Schwart'sを発見。スパイスで漬け込み燻製した牛肉を食してみると、なるほど昼下がりながら行列のできる理由がわかります。夕方、モン・ロワイヤル山麓にあるマギル大学の音楽院にて、古楽器と電気音響設備を用いたバーチャルサロン・コンサートを体験。一応、歴史的なサロンの響きの再現を目指したものですが、未だ発展途上。最終日、地下鉄でリトル・イタリーまで足を運び、ジャン・タロン市場を訪問。フランス産と見紛うケベック産チーズ、豊富な種類のりんごとシードル、山菜の屈(こごみ)などが目に留まりました。珍しいりんごのアイスワインを手土産に。

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