カテゴリー「酒場 BAR」の33件の記事

2018年8月18日 (土)

真夏の静岡遠征 ガラス張りホールの調整 駿府城と青葉横丁

夏休み期間にホール音響設計の仕事で掛川へ。三共製作所の工場に併設されたガラス張りの多目的ホールの音響測定を二日間にわたって行いました。エンドステージ型やアリーナ型の座席配置で室内の残響が適度となるように、可動吸音衝立や吸音ブラインドを調整する合間、新品のスタインウェイのフルコンを試奏。空調騒音対策に難儀したホールですが、残響はブラインドによる調節範囲が広いので、一安心です。掛川を後にして静岡でふらり途中下車。駿府城の二ノ丸堀から東御門をくぐって駿府城公園に入り、園内を散策。家康公像への挨拶を済ますと、繁華街南端の青葉横丁へ。赤提灯が並ぶ細い路地は、整備されたものの風情が残っています。その入口の名店、三河屋に滑り込むと、小さなコの字カウンターのみの異空間。気の利く主人に身を任せ、静岡おでんと揚げ物を頂くと、そのもてなしは高級てんぷら屋のカウンターにも思える程。最高にいい気分で静岡を後にしました。

Pic20180817

Pic20180818a

Pic20180818b

|

2017年8月30日 (水)

香港紀行その2 素晴らしき潮州料理、山海の美味に舌鼓

香港滞在中の最大の楽しみは、やはり食文化。朝食は街角のお粥屋で頂く、薄味ながら魚のあらや皮蛋の旨味が効いた粥が素晴らしい。広東料理や上海料理も食べる機会がありましたが、現地に入って潮州料理の存在を知り、初日と最終日の夜に食しました。潮州市は香港より北、海岸線より内陸に入った所に位置しますが、海に面していて、海産物の干物、練り物や鵞鳥の料理が有名です。鵞鳥肉を煮込んだ鹵水鵝は定番料理で癖もなく旨味あり。小さな牡蠣が入った粥やチヂミ、三種類の烏賊のセロリ炒めなども比較的あっさりした優しい味でした。花蟹を茹でて冷ました凍花蟹は名物ですが、一匹2万円以上の超高級食のため今回は残念ながら見送り、干し海鼠と家鴨の水掻きの土鍋煮を注文。両者ともにゼラチン質がたっぷりで大変な美味。ビールは青島と藍妹(ブルーガール)、紹興酒と合わせると、益々山海の美味に唸るばかり。

Pic20170827

Pic20170829c

Pic20170829d

|

2017年7月14日 (金)

旭川夏休みその1 避暑のはずが猛暑の北の大地

夏の三連休前に休暇を取り、避暑がてら旭川へ逃避行。ところが日中は猛暑に見舞われ、一足先に真夏を味わうことに。旭川には三十年前の冬に訪れ、駅の待合室に野宿したことがありますが、今の綺麗な高架駅や駅前広場に当時の面影はありません。午前中はすっかり観光名所となった旭山動物園へ。ペンギンやホッキョクグマは人気者、中でも水中を飛ぶカバは不思議な光景、北海道のオオワシの立ち姿も立派でした。帰りのバスを途中下車して高砂酒造に立ち寄り、明治酒蔵を改修した直営店で国士無双の限定酒を試飲。夕方、歩行者天国の平和通買物公園から常磐公園を経て石狩川まで散策。歓楽街のさんろく街に戻る途中、昭和初期の佇まいが残る「5・7小路ふらりーと」を見つけ、新子焼き(若鶏半身)で有名な焼鳥屋にて喉を潤し、火照った体を冷ましました。

Pic20170714a

Pic20170714b

Pic20170714c

|

2017年3月 8日 (水)

陸奥遠征その2 城下町・盛岡をぶらり散策 土産は南部風鈴

八戸からの道すがら、盛岡で途中下車をして城下町を街歩き。駅東口を出て北上川を渡ると、盛岡城跡公園まで街中を直進。雪が降り始める中、石垣の脇道から本丸に登ると、眼下には中津川が見えました。城跡の北側には櫻山神社、その斜面には築城時に出現した烏帽子岩が堂々と鎮座していました。神社正面の参道脇には闇市を起源とする横丁が残されていて、その中には盛岡三大麺の一つ、じゃじゃ麺の元祖・白龍本店も。さらに中津川を渡ると、街角に辰野金吾設計の岩手銀行赤レンガ館が見えてきました。復原された建物内を見学した後は、紺屋町界隈を散策。南部鉄器の工房への立ち寄り、土産に風鈴を入手(Sound Instruments Galleryを更新)。日暮れには老舗酒場、とらやの暖簾をくぐり、山菜、ソイ刺や湯豆腐で燗酒を軽く頂いてから帰路につきました。

Pic20170308c

Pic20170308d

|

陸奥遠征その1 八戸の盛り場と朝市の街・陸奥湊を行く

東北新幹線で遠路はるばる八戸出張。駅を降りると雪が激しく降っていましたが、しばらくすると晴れ間が差してきました。仕事が終わり、夜は北国の盛り場へ。中心街には戦後に誕生した横丁が幾つか残されている他、新たな屋台村・みろく横丁も賑わいを見せています。そうした中、今夜の寄港地、渋い外観の名酒場・ばんやが街角に佇んでいました。暖簾をくぐると、こじんまりとした漁師小屋風の空間に暖かな雰囲気が満ちています。カウンターに陣取り、烏賊の肝和え、馬刺、ざるめを肴に、青森の地酒、豊盃、陸奥八仙、稲生を堪能。翌日は昼時に朝市が引けた後の陸奥湊に足を延ばし、市営魚菜小売市場をのぞいたり。最後は近所のみなと食堂で平目漬け丼を頂きましたが、淡泊と思いきや濃厚で絶品。満腹で八戸を後にしました。

Pic20170307

Pic20170308a

Pic20170308b

|

2017年2月15日 (水)

冬の小松再訪 町屋街の板前割烹 山代温泉の古総湯

四年振りに冬の小松へ出張。今回は市内でも雪模様。前日に北朝鮮のミサイルが発射されたせいか、早朝ホテルの中でも戦闘機の騒音が一段と激しく聞こえます。夜は町屋街の板前割烹「有川」へ。白バイ貝、 鰤ハム、真鱈白子、牡蠣土手鍋など冬の味覚を堪能し、最後は好物の鯖へしこで地酒を頂きました。翌日は山代温泉に立ち寄り、明治時代の共同浴場を復元した古総湯に入浴。ステンドグラス、漆喰、九谷焼が施された豪華な浴室を独り占め、暫しの浮世離れを満喫しました。

Pic20170214a

Pic20170214b

Pic20170215

|

2016年6月27日 (月)

出羽遠征その2 山形・山寺・仙台ふらり散歩

増田町最寄りの十文字駅から奥羽線を南下し、新庄で電車を乗り継いで山形市内へ。それにしても東北弁は独特で、車内の方言が秋田弁から山形弁へと移り変わるのが面白く、特に新庄弁で同意を求める終助詞「にゃ」が耳から離れません。翌早朝に山形城跡の霞城公園を散歩し、三層楼と呼ばれる旧済生館本館を見学。昼前は芭蕉の旅に思いを馳せつつ、運動を兼ねて山寺、宝珠山立石寺へ。登山口にある根本中堂からせみ塚、仁王門を経て約千段を上ると、奥の院が控えています。崖の上の五大堂から絶景を拝み、森の空気に癒された後は、電車でうたた寝をしつつ仙台へ。一仕事をこなした後、夕刻帰京前にふらりと文化横丁に足を運び、最後は静謐な異空間、源氏にて一献。

Pic20160627a

Pic20160627b

Pic20160627c

Pic20160627d

|

2016年1月15日 (金)

北陸新幹線初乗車 冬の立山連峰と富山湾に心洗われる

今年最初の出張は、初めて乗車する北陸新幹線で黒部へ。E7系の車内は座席も走行音も快適、トンネル突入時の微気圧波対策で車両先端部の尖りは抑えられているようです。黒部宇奈月駅に下車すると、散居村の向こうには、水墨画の屏風絵のような立山連峰が控えていました。冬場の日本海側は常に陰鬱な暗雲が垂れ込めていますが、反対側にこのような絶景が享受できるとは随分劇的な土地柄、心が救われます。日中のアルミサッシ工場見学を終えると、夕方には宿のある魚津へ。 富山湾の幸と地酒に期待を膨らませつつ、 駅近くの魚津郡ねんじり亭に繰り出すと、期待通りの刺身盛り合わせや毛蟹を肴に、満寿泉、北洋、幻の瀧の美酒を堪能。雹も降る仄暗い中の一日でしたが、心洗われる時間となりました。

Pic20160114

Pic20160115

|

2015年9月19日 (土)

会津若松・宇都宮の建築探訪 ぶらり途中下車の旅

出張で会津若松に4泊。最後の夜は町の奥座敷、東山温泉のくつろぎの宿・新滝に宿泊。土方歳三ゆかりの猿の湯がある歴史ある宿のようですが、現在はRC造の大きな建物となっています。一方、鄙びた温泉郷を散歩すると、隣には文化財の木造老舗旅館、向滝が見事な姿で建っていました。シルバーウィーク初日の翌朝、折角なのでしばしの会津観光。白虎隊自刃の地でもある飯盛山に向かい、珍しい六角三層、二重螺旋構造の円通三匝堂(通称、さざえ堂)を上って下り、その間に三十三観音巡りが完了。昼前にはローカル線で会津を発ち、郡山経由、宇都宮にて途中下車。駅から西側の中心市街は初訪問のため、観光マップを手に街歩き。まずは田川近くの旧篠原家住宅へ。江戸時代末期から醤油造りを営んだ豪商の土蔵造店舗兼住宅で、外壁の黒漆喰塗り、非常に堅牢な造りが印象的。中心市街の盛り場近くには、松が峰教会が場違いに美しく佇んでいました。ロマネスク・リヴァイヴァル様式の大谷石建築の中に入ると、運良く聖堂まで案内して頂けました。黄色いステンドグラスから夕日が差し込み、白漆喰と大谷石の石肌の対比が美しく、立派なパイプオルガンも設置されています。今日は期せずして建築探訪の一日となりましたが、最後はお約束の滋味溢れる名酒場、庄助に寄って帰路につきました。

Pic20150919a

Pic20150919b

Pic20150919c

|

2015年9月 1日 (火)

晩夏蒸暑の沖縄へ コザ・那覇の密かな酒場にて珍味を堪能

8月末、晩夏の沖縄へ出張。これまで沖縄には5回訪れていますが、冬に4回、秋に1回だったため、夏は初体験となります。日中は日差しが強く気温は32度程度、湿度が高いため蒸し暑く、屋外にいるとべとついた汗をかきます。なるほど、沖縄県民は日本で一番歩かない、いや歩きたくないわけです。初日の宿泊地コザでは沖縄全島エイサーまつり前週、地元の魚屋併設の居酒屋・善へ。日曜の夕方、店には一番乗りでしたが、その後近所の常連さんが続々と集まるあたりは名店の証。南洋の珍しい魚介を堪能しました。翌日は那覇泊、前回も訪れた栄町市場へ。沖縄在住の方に引率され、市場内の秘やかな酒場、村遊び(むらあしび)へ。沖縄時間に身を任せ、稀少な泡盛でナーベラー(ヘチマ)のチャンプル、ヒージャー(山羊)刺し(クーガ(睾丸)刺し添え、近所の山羊料理「まるまん」から取り寄せ)を頂きました。沖縄料理は醤油を控え鰹だしが効いた優しい味付け。翌日帰京前に食した沖縄そばも同様にあっさり味、フーチバー(蓬)の苦味を加えつつ味わうと、体になお良し。

Pic20150831a

Pic20150831b

Pic20150901

|

より以前の記事一覧