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2018年11月の2件の記事

2018年11月23日 (金)

晩秋の金沢散歩 にし茶屋街から寺町の小径巡り

晩秋の金沢出張の折、帰京の朝に繁華街の片町から西に向かい、のんびりと散歩を開始。犀川を越えてすぐ右手には室生犀星ゆかりの雨宝院があり、その先の細い路地を抜けると、にし茶屋街に辿り着きました。金沢三大茶屋街の一つながら、有名なひがし茶屋街に比べるとこじんまりとして、人通りも少なく落ち着いています。出格子が美しい茶屋様式の家並みの一角には、作家の島田清次郎が過ごした吉米楼の跡地に西茶屋資料館が建っていました。当時のお茶屋の造りを再現したもので、二階には紅柄色の壁の座敷があり、しばらく畳に座って雰囲気を味わいました。茶屋街を後にして、南に広がる寺町寺院群へ。70もの寺院があるらしく、忍者寺と呼ばれる妙立寺や六斗の広見に立ち寄り、最後は知人が町家を改造した宿泊施設のてらまちや風心庵を表敬訪問。一階のカフェには知人の風鈴コレクションが展示されていて、一見一聴の価値あり。金沢の歴史に触れ、よい気分転換になりました。

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2018年11月 1日 (木)

旧奏楽堂リニューアルオープン 五年振りの響きにハラハラ

上野公園の端に鎮座する重要文化財の旧東京音楽学校奏楽堂が、五年半の耐震補強と保存修理の工事を終えて、ようやくリニューアルオープンを迎えました。この日は建物の前の屋外で記念式典が開催された後、ホールで芸大学長の澤和樹氏らによる記念演奏が披露されました。私自身は修理委員会の一員として音響アドバイザーを務め、客席椅子や内装の交換、内窓設置による防音などを指導したこともあり、ホールの響きをハラハラしながら聴くことに。元々残響の短いホールでしたが、客席椅子を座り心地の良いものに交換したこともあり、さらに少し残響が短くなったかもしれません。修理されたパイプオルガンの独奏を聴くと、響きの物足りなさを感じましたが、その後の弦楽合奏では明瞭なハーモニーが心地よく、一安心しました。さて、P2演奏会が来月かつしかシンフォニーヒルズで予定されていますが、旧奏楽堂での開催は2010年が最後になります。2020年には十年振りに懐かしいこのホールで仲間と一緒にピアノを弾きたいものです。

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