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2018年9月11日 (火)

豊後巡礼 杵築はサンドイッチ型城下町 湯平は現世の果て

大分には縁があり、少なくとも十回は来ていますが、空港からかつてはホーバークラフト、昨今は高速バスかレンタカーですぐに高速道路に入っていました。今回は下道で初めて杵築のサンドイッチ型城下町に立ち寄ることに。別府湾に面した高台は南北に分かれていて、落ち着いた武家屋敷が建ち並び、その谷間には商人の町が残っています。谷間に向かう両側の坂はV字を描き、その類を見ない景観は一見の価値あり。町外れには普段愛飲する銘酒、智恵美人を醸す中野酒造があり、念願の訪問を果たして蔵見学と試飲三昧。今晩の宴の仕入れを済まし、湯布院の金鱗湖を経由して、4年ぶりの湯平温泉へ。5つの共同浴場の一つ、橋本温泉に浸かった後、湯治場の情緒が漂う鄙びた温泉街を散策すると、現世かあの世か異空間に入り込んだ模様。つげ義春の「貧困旅行記」を思い出さずにはいられません。

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