2018年8月 6日 (月)

奥日光へ避暑輪行 中禅寺湖から湯ノ湖 爽快いろは坂下り

夏休みの早朝、輪行袋を抱えて特急けごんに乗車し、一路日光へ。東武日光駅からはバスの床下トランクに自転車を積み、第二いろは坂を明智平まで上って下車。小雨が降り始める中、サイクリングを開始。まずは中禅寺湖に向けて下り、男体山を拝みながら大鳥居をくぐって湖畔を西進し、竜頭ノ滝へ。小休憩の後、しばらく坂を我慢して登ると、戦場ヶ原が開けてきました。さすがに標高1,400mを越えると随分涼しく、至極快適。平坦な道が終わり、再度急な坂を登り切ると、湯滝の上の湯ノ湖に出ました。湖畔のレストハウスで昼食をとり、湯元の温泉寺や湯畑を巡った後は、日光の下界まで約30kmを一気の下り。第一いろは坂を爽快に駆け下り、やしおの湯に立ち寄って一風呂浴び、缶ビール片手にけごんに乗り込みました。

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2018年6月30日 (土)

小倉の昭和レトロ 雨の関門海峡を連絡船で唐戸市場へ

北九州出張では仕事の後に繁華街を街歩き。小倉の歴史を感じさせる旦過市場を巡った後は、昭和28年創業の居酒屋、酒房武蔵にて宴会。翌朝は小倉から門司港へ足を延ばし、4年ぶりに関門海峡を訪問しましたが、生憎の雨模様。今回はトンネル人道ではなく、連絡船で門司港から下関側の唐戸へ渡りましたが、連絡船の窓からは、波飛沫と靄の中、関門橋が朧気に見えるだけでした。連絡船を降りると、目の前には唐戸市場がひかえています。卸売り場には河豚の専門店がずらりと並び、その奥の屋台コーナーには中国や韓国からの旅行客が大勢押し寄せていました。ここでの食事を我慢し、下関駅前まで散歩し、お目当てのおかもと鮮魚店に向かいました。鮮魚店といっても、併設された居酒屋がもはや本店。土曜の昼下がり、初夏の鱧、鯨カツ、魚もつ煮付で一杯。本州の果てにて、至福の一時を過ごしました。

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2018年6月20日 (水)

待望のアムラン来日公演 運良く特等席へ P2演奏会予告

1997年にマルク=アンドレ・アムランの自主公演をアマチュア仲間で企画してから、早二十年。今や伝説的なピアニストの地位を確立したアムランが久々に来日することを知り、ヤマハホールのチケットを入手しようとした時には既に売り切れ状態。半ば諦め掛けていたところ、その仲間から予備のチケットを譲り受け、2階バルコニー最前列の特等席に無事到着。前半はハイドン、フェインベルク第1・第2、ベートーヴェン「熱情」のソナタ4曲、後半はシューマンの幻想曲と、重厚なプログラム。個人的にはフェインベルクが一番の関心事、熱情も先般のムストネンとは別の独自性が期待されます。案の定、熱情ではハイドンと同様にドライかつダイナミックな演奏を展開し、先入観に頼らずに巨大な構築物を現前化してみせてくれました。フェインベルクでも複雑難解な和声をバランスよく明瞭に弾きこなし、全体の構造を浮き上がらせることに成功。アンコールでは自作のトッカータも披露し、超絶技巧と探究心の健在ぶりを再確認した一夜となりました。ところで、前週には半年後に演奏会を控える仲間で恒例のホームパーティを開きました。いよいよ12月のPiano Perspectives第11回演奏会に向けて本格練習に励まなくてはなりません。

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2018年5月 3日 (木)

熱狂の日に新旧ロシアンピアニストの二公演

連休中に東京国際フォーラムで開催されるラ・フォル・ジュルネの演奏会へ初めて足を運びました。建物周囲には沢山のキッチンカーが並び、オープンカフェが賑わっていました。かつての指導学生がホールAの音場支援システムの設定に携わったこともあり、残響付加の効果の体感を兼ねて、ロシアの若手ピアニスト、ルーカス・ゲニューシャスによるショパンのピアノ協奏曲第1番を拝聴。敢えて2階バルコニーの遠くの席を選びましたが、舞台は小さく見えるものの見晴らしは良好。聴衆はまず、天井や側壁のスピーカから残響音が出ていることに気付かないでしょう。流石に音は小さいものの、ピアノの細かなフレーズも聞こえ、落ち着いた演奏に感心しました。この前座を楽しんだ後、有楽町のガード下で一杯やり、ホールB7でのベレゾフスキーのリサイタルへ。曲目は当日発表でしたが、プログラムを開けてみると、録音のないスクリャービンの練習曲作品65やソナタ5番など、大当たり。残響の乏しいホールでしたが、明瞭に聞こえる演奏の詳細に聞き耳を立て楽しみました。熱狂の日は、総じて満足な一日となりました。

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2018年3月30日 (金)

浦安音楽ホールの響き 余興のメトネル再演

音響学会の研究会が昨年開館した浦安音楽ホールで開催され、一人二役、仕事上の記念講演と役得の試聴演奏を担当しました。客席数は303席、残響時間は1.8秒と規模からすると長めながら、1階側壁の透かし壁や残響調整用カーテンなどの工夫で、良質な響きとして感じられました。ピアノはスタインウェイとヤマハのフルコンが備えられていましたが、今回はCFXを選択。舞台上では、ピアノの性格で中音域がやや控えめながら、全体的に響きの豊かさと明瞭性のバランスは良く、弾きやすさに難はありません。客席部には1階後方角部の小さなバルコニーや2階のサイドバルコニーにも座席が配置されていて、舞台との一体感が演出されています。試聴会では、私的な選曲ながら、メトネルのおとぎ話ソナタを昨年夏以来の再演。贅沢な空間で、演奏会気分を味わさせて頂きました。

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2018年3月28日 (水)

念願の初輪行 蘇った愛車にて春爛漫の房総を快走

先月、2001年から乗り続けている愛車De Rosa Al+を上野にある横尾双輪館に持ち込み、オーバーホールをしてもらいました。リヤディレーラーの9段変速を維持するため、コンポーネントはShimanoのUltegraからSoraへグレードを下げましたが、軟派な自転車乗りには十分な性能です。春休みに経験豊富な知人の案内の下、房総方面へ念願の初輪行。輪行袋はOstrichの超軽量型L-100を使用、今回は自転車の収納・組立の練習が主目的です。午前中は普通列車を乗り継ぎ、内房線の浜金谷駅で下車、館山駅までを走ります。 満開の桜や菜の花畑、浦賀水道を横目に走り、富浦漁港のおさかな倶楽部で昼食休憩。午後は近くの大房岬の自然公園に立ち寄った後、館山駅から江見駅まで乗車。外房では安房鴨川まで太平洋を拝みながら軽く走り、特急さざなみで帰路につきました。3回目の輪行袋への収納は数分で完了し、要領をほぼ習得したので、今後はせっせと輪行に励みたいと思います。本日の走行距離は56km、Bicycle Lifeを更新。

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2018年3月25日 (日)

ジャンプW杯2017/18終了 返咲ストッフと新女王ルンビ

ジャンプW杯2017/18シーズンは、ピョンチャン五輪を挟み、女子はオーベルスドルフでの高梨連勝、男子はプラニツァでのストッフ勝利で幕を下ろしました。男子は前回五輪イヤー以来のストッフの王者返り咲きが見事。日本勢は全体に低調ではありましたが、小林兄弟の躍進が光りました。ジャンプ週間では兄・潤志郎が僅差で4位、弟・陵侑は五輪でノーマル・ラージともに10位以内と、確実に実力をつけてきています。女子はルンビとアルトハウスの一騎打ち。ルンビは長身を生かしたスケールの大きいジャンプに磨きがかかり、女子の勢力図を変えました。一方、日本勢では高梨が3位でしたが、最後に連勝し、めでたくシュリーレンツァウアーの通算53勝越えを果たしました。国別では伊藤、勢藤、岩渕が16位以内に入り、ドイツに僅差の2位でしたが、来季の活躍が益々期待されます。

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2018年2月25日 (日)

ピョンチャン五輪ジャンプ観戦 極寒の荒れる風に勝利したのは

ピョンチャン五輪が閉幕。氷上のスケートでは最後まで日本勢のメダルラッシュに盛り上がりましたが、ジャンプ競技は前半に終了。極寒のナイター戦では風が吹き荒れ、選手には厳しい条件となりましたが、それに打ち勝ってこそメダリスト。男子はヴェリンガーがノーマルヒル、ストッホがラージヒルを制しましたが、全体的に活躍が目立ったノルウェイ勢が初の団体金メダルに輝きました。女子は上位3名がW杯ランキングの通りとなり、今シーズン絶好調のルンビが制しました。高梨は銅ながら悲願のメダリストとなり、ソチから一段上に進めたことは幸いです。女子の競技水準は格段に上がり、選手層も厚くなってきたことから、四年後の北京では女子団体を設けてもらい、日本勢の活躍を見たいものです。

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2018年2月10日 (土)

ムストネン来日公演 ノンレガート奏法による刺激的な音楽

フィンランドの奇才とも称されるピアニスト、オッリ・ムストネンの演奏を聴きに、土曜の昼下がりのすみだトリフォニーホールへ。以前から、ショスタコーヴィッチとアルカンの前奏曲集、プロコフィエフ「束の間の幻影」とヒンデミット「ルードゥス・トナリス」、といった珍しいカップリングのCDに注目していましたが、生演奏は初めて。前半はシューマン「子供の情景」とプロコフィエフの第8ソナタ。独特のノンレガート奏法により刺激的な音楽が繰り広げられ、特にプロコフィエフの終楽章は圧巻。よくもあれほどの鋭敏な打鍵にピアノが追従できるものと感心しました。後半のベートーヴェンの「森のおとめ」変奏曲と熱情ソナタも類を見ない演奏。熱情はかなり奇異な印象を受けましたが、変奏曲は光るものあり。若い頃の録音にベートーベンの変奏曲集があることを知り、早速物色しましょう。

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2017年12月 6日 (水)

年の瀬の二公演 岡田博美の超絶技巧、エマールの眼差し

11月末は久しぶりに東京文化会館小ホールを訪れ、岡田博美氏のピアノリサイタルへ。標題は「Virtuosity - バロックから近代まで」、前半はバッハの半音階的幻想曲とフーガに始まり、ワルトシュタイン、後半はリャプノフのレスギンガやドン・ジョバンニの回想など、名技性満載のプログラム。バッハの緻密な演奏に対して、後半は意外にも情熱が過ぎ、勢いで走り抜けた印象を受け、やや残念。ホールでは中央やや右寄りの席でしたが、低音域が過多に響き、明瞭性が今ひとつ。記憶では良い音響のイメージがありましたが、前回訪問が思い出せません。少なくとも2014年の改修前ですが、改修の影響か、聴く耳が変わったのか。12月初めは東京オペラシティコンサートホール にて、エマールによるメシアンの幼子イエスに注ぐ眼差し全曲演奏会。最大の期待を持って向かいましたが、演奏会というより宗教的な精神体験のようで、期待以上の圧倒的な感銘を受けました。自身の存在すら意識させない程の音楽への没入感は、エマールの高度な演奏技術と音楽的理解が為せる業。ホールの雰囲気も大いに貢献、もちろんメシアンのまさに神懸かり的な創造があってこそ。

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